本文
図書館フェス2022 ひとハコ図書館
印刷用ページを表示する更新日:2022年11月16日更新
トップページ >> 図書館フェス >> 図書館フェス2022 >> ひとハコ図書館
図書館フェス2022|ひとハコ図書館
ひとハコ図書館
わたし図書館はじめます。
小さな箱を図書館に見立て、様々な分野で活躍されている方々が、テーマを決めて本を選びました。
ひとハコ図書館紹介
2022年の「ひとハコ図書館」をご紹介します。
ひとハコ図書館の館長さんには、図書館に関する質問にもお答えいただきました。
◆ 質問 ◆
☆館長プロフィール
★ひとハコ図書館のコンセプト(図書館の紹介)
Q本の世界からとびだしてきて欲しいと思う人物・事物を教えてください。
展示期間 2022年11月1日(火曜日)~11月14日(月曜日) | ||
たんてい・たんけん・ぼうけん図書館 | 鳩の図書館 | 音楽がとびだす(かもしれない)図書館 |
羽ばたくページの図書館 | 月がのぼる海図書館 | -わたしの世界、飛びだす-図書館 |
そーっと宇宙にいってくる図書館 | めくるめく本屋の世界図書館 | |
展示期間 2022年11月16日(水曜日)~11月30日(水曜日) | ||
ほんのすこしとびだす図書館 | 国際男性デー図書館 | 意識をアップデート図書館 |
とびだす 人文系私設図書館 ルチャ・リブロ |
飛ぶ・翔ぶ・跳ぶ図書館 | 女性の科学者の本の図書館 |
冒険図書館 | 本屋の図書館 | すべてを疑え!図書館 |
たんてい・たんけん・ぼうけん 図書館 |
館長:ホホホ座座長 山下賢二さん | ||
|
☆ | 新本、古本、雑貨、CD、食品などを販売する本の多いお土産屋。編集グループとしての側面もあり、本の企画、取材、編集、出版などを行う。全国10か所に異業種のホホホ座を展開。著作に『ガケ書房の頃』(ちくま文庫)、『喫茶店で松本隆さんから聞いたこと』(夏葉社)、『やましたくんはしゃべらない』(岩崎書店)、共著に『ホホホ座の反省文』(ミシマ社)、編著として『わたしがカフェをはじめた日。』(小学館)など | |
★ | 本という扉から令和の日本ではない世界へ | ||
Q | 世界中の問題を一気に解決してくれそうなドラえもん | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
鳩の図書館 | 館長:西尾勝彦さん | ||
|
☆ | ひっそり詩を書いて暮らしています。詩集『歩きながらはじまること』、詩文集『なんだか眠いのです』、詩的な実用書『のほほんと暮らす』、編集した尾形亀之助詩集『カステーラのような明るい夜』(すべて、七月堂)などがあります。最近、小詩集『白い火、ともして』(私家版)を作りました。 | |
★ | 鳩のようにとびだしてくるかんじの本をならべた図書館です。わかりやすくいうと、ある意味あぶないひとたちがとびだしてくる本です。といっても、鳩のようにきょとんととぼけた顔をしたり、やる気なく座りこんだりもします。 | ||
Q | やっぱり鳩でしょう。ぱたぱた。 | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
音楽がとびだす(かもしれない)図書館 | 館長:北爪啓之さん | ||
|
☆ | タワーレコードに21年間勤務したのち、現在は音楽雑務業。ただいま放送中のNHKラジオ第1「らじるラボ」毎週木曜日(パーソナリティー・六角精児)に音楽ブレインとして参加しているので、ぜひ聴いてください。 | |
★ | この図書館には3種類の蔵書があります。 (1)音楽についての本 (2)作中に何かしら音楽が登場する本 (3)音楽は登場しないが、行間から旋律やリズムが感じられる本 |
||
Q | 日本三大奇書のひとつ、小栗虫太郎「黒死館殺人事件」の舞台、黒死館。いくら読み返しても部屋の配置や構造がサッパリわからない変な建物なので、実物を見てみたい。 | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
羽ばたくページの図書館 | 館長:山元伸子(ヒロイヨミ社)さん | ||
|
☆ | ブックデザインの仕事をしています。本屋さんでのアルバイトや、書評紙の編集など、さまざまな仕事を通して本に関わってきました。詩と紙と印刷がすきで、15年ほど前に、ヒロイヨミ社という名前で冊子づくりをはじめました。製本家の友人とananas pressというユニットを組んで、ちょっと変わった本をつくったりもします。もっと本を読みたい、知りたい、触りたい、と思いながら、制作しています。 | |
★ | 本棚の本がぜんぶバラバラになって、一枚、また一枚と、つぎつぎに窓から飛び出していったら……。そんな妄想にとらわれているのは、ミシェル・ビュトールの本を読んだせいでしょう。ビュトールは、熱心に本のことを考えた人です。そんな人が、本を、おかすように、こわすように読むことをすすめているのです。あれこれ拾い読みばかりして、まともに本が読めない自分にとっては、すがりたくなる言葉でした。本をひらくことは、本を放つこと。どんなふうでもいい、本に手をのばしてページをめくれば、風をはらんで、ことばは鳥のように遠くまで羽ばたいてゆきます。 | ||
Q | 『くまのプーさん』のプーやコブタやトラーやイーヨー……森の仲間たちみんな。どこかへいってしまったクリストファー・ロビンに代わって、時間をわすれて、いっしょにあそんで、あそびつかれたら、こころゆくまで「なにもしない」をしたいです。 | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
月がのぼる海図書館 | 館長:ミロコマチコさん | ||
|
☆ | 画家、絵本作家。大阪府生まれ。『オオカミがとぶひ』(イースト・プレス)、『ぼくのふとんは うみでできている』(あかね書房)、『てつぞうはね』(ブロンズ新社)、『オレときいろ』(WAVE出版)、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)など、いきものの姿を伸びやかに描いた絵本のほか、書籍やCDジャケット等のイラストレーションも多数手がける。拠点を奄美大島に移し、自然の動きに目を凝らし、耳を澄ませながら、探究を続ける。 | |
★ | 満月の夜は月明かりで星が見えないほど明るい。海にうつる光がゆらゆらゆらめく。湖のように穏やかに波が寄せては返す。時計の針のようにどんどんと移動してく月。てっぺんまでのぼったら、本の中の色がうっすら見えてくる。かすかな気配を感じ取ったら、本を閉じて、おやすみなさい。 | ||
Q | 「モモ」に出てくるカメのカシオペイア。私だけにしか聞こえない言葉で声に出さずに会話したい。そしてみんなとは時間の流れが違う道を一緒に歩いてみたい。 | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
-わたしの世界、飛びだす- 図書館 |
館長:後藤聖子さん | ||
|
☆ | 生まれも育ちも東京都。ちょっとだけ宮崎に在住経験あり。両親の創立した印刷と出版のちいさな会社「七月堂」にて、本の編集と営業を担当。七月堂古書部の運営をして暮らしています。本のある場所が大好きです。 | |
★ | 実際に開くと飛びだす本。物語のなかで思わぬところから思わぬモノが飛び出してくる。読むとどこかへ出かけたり、誰かに話したりしたくなるような。そんな本を色々なジャンルから集めてみました。そして何より、まだ見ぬ「わたし」との胸躍るような出会いがあることを願っています。 | ||
Q | 星の王子さま。 子どもの頃からだいぶ時間の流れた今となっても、生き生きとした王子さまの姿が頭の片隅にずっとあって、なんだか古い友だちのように感じます(恐れ多い気もしながら)。もしも会うことができたなら…。 |
||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
そーっと宇宙にいってくる図書館 | 館長:沼畑美緒(三鷹市星と森と絵本の家)さん | ||
|
☆ | 2010年から星と森と絵本の家で働き始め、2015年からは絵本と企画展示の担当をしています。自分たちで展示品を考えて作ったりもするので、のこぎりや電動ドリルで作業していることもあります。大胆かと思えば繊細で、自由奔放かと思えば不自由さを抱えている、柔らかくまっすぐな子どもと絵本の世界に触れるたびに驚き、惹かれています。 | |
★ | 朝がきておひさまがのぼり、夜がきて星と月があらわれる。 いつも見上げる空の向こうは、いったいなにがあるのかな。 宇宙と呼ばれるその場所へいくとびらはこれかな? |
||
Q | こちらが出かけて行った方が楽しそう、と思わなくもないのですが、『もこ もこもこ』のみなさんが出て来るとしたら、どうやって来るのか興味があります。『ロストシング』の迷子にも会ってみたいけど、やっぱりふたり(?)で困ってしまいそう。 | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
めくるめく本屋の世界図書館 | 館長:本屋ライター和氣正幸さん | ||
|
☆ | 独立書店を応援する本屋ライター。東京新聞や時事通信社で連載。単著に『東京わざわざ行きたい街の本屋さん』『日本の小さな本屋さん』とその続刊。ほか本屋紹介本にライターとして参加。2020年10月にはNHK Eテレ「趣味どきっ!」にも出演する。本屋のアンテナショップBOOKSHOP TRAVELLERを下北沢で運営。 | |
★ | ここ数年でにわかに活気を呈してきた本屋の世界。小さいながらも個性的な本屋のことを独立書店(本屋さんのトビラに参加されているような店ですね)のことを10年以上追ってきたライター・和氣和幸が、オススメする本屋の本。独立書店主が書いたもの、街の本屋、海外の本屋、本屋開業・業界本の切り口で選びました。気になった一冊から、本屋の世界の内側の一端を、どうぞ味わってください。 | ||
Q | 『あなたの人生の物語』(ハヤカワ文庫)表題作の宇宙人。 彼らの能力がどんなものかを自分でも体験してみたい。 |
||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
ほんのすこしとびだす図書館 | 館長:奥 由美子(ナツメ書店)さん | ||
|
☆ | ナツメ書店店主。小さな頃から本が好きで、金子みすゞや清少納言の文章に出会ったのをきっかけに、大学では日本文学を専攻しました。2014年8月、まちづくり会社のスタッフとして事務所兼図書室の運営を担当することになり、同年10月に本の販売を開始。2017年4月に独立して、同年10月に現在の店舗(福岡市東区西戸崎)に移転しました。2022年11月に福岡県古賀市に2号店をオープン予定です。 | |
★ | 「普段見ているのに見えていない世界が見えてくるような本」というイメージで選びました。実はすぐ身近にも広がっているまだ見ぬ世界を見るための視点を、本は教えてくれるように思います。本を通して、遠くに近くに飛び出していただけたらうれしいです。 | ||
Q | レシピ集の中の美味しそうなお料理がとびだしてきてくれたらどんなにかいいだろうと思います。 | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
国際男性デー図書館 | 館長:東久留米市男女平等推進センター フィフティ・フィフティさん | ||
|
☆ | 私たち東久留米市男女平等推進センター(愛称:フィフティ・フィフティ)は、東久留米市役所2階の生活文化課内にあり、平日の午前9時から午後5時まで開館しています。図書のコーナーや交流スペースもあり、どなたでもご利用いただけます。また、男女共同参画に関する講座や展示、公募の市民による編集委員が企画編集している男女共同参画情報誌「ときめき」の発行、女性弁護士による月1回の法律相談、毎週月曜日に実施している女性の悩みごと相談なども行っています。図書コーナーには、専門書だけでなく、絵本やコミックもあり、1人2冊まで2週間借りることができます。ぜひ、ご利用ください。 | |
★ | 11月19日は、「国際男性デー」です。国際男性デーは、「男性・男児の健康に目を向け、ジェンダー平等を促す」ことを趣旨として、1999年にトリニダード・トバゴで始まったとされています。「男だから○○であるべき」といった「ジェンダーバイアス」は、「男性の生きづらさ」に繋がると同時に、ジェンダー平等実現への妨げになるものです。男女平等推進センターでは、図書館名を「国際男性デー図書館」とし、国際男性デーにちなんだ本を選びました。「ジェンダーバイアス」に囚われることなく、一人ひとりがお互いを尊重し、「東久留米市男女共同参画都市宣言」に掲げるような社会になるよう、一緒に行動していきましょう。 | ||
Q | ・エニド・ブライトン「おちゃめなふたご」シリーズのパットとイザベル。子どものころ、大好きだった本。イギリスや寮生活のことをいろいろ聞いてみたい。 ・「ぐりとぐら」の「ぐり」と「ぐら」。一緒にパンケーキを焼いて食べたいなぁ。 |
||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
意識をアップデート図書館 | 館長:東久留米市男女共同参画情報誌「ときめき」編集委員さん | ||
|
☆ | 東久留米市男女共同参画情報誌「ときめき」は市民公募の6名で企画編集し、9月末と3月末の年に2回(今年度は11月末と3月末を予定)発行しています。市民の皆さんに男女共同参画に関する情報をより身近に、よりわかりやすくお届けするために、毎月1回の会議で熱く、楽しく意見を交わしながら紙面づくりに励んでいます。今年は紙面をリニューアル! フルカラーにし、内容をギュッと厳選して皆さんにお届けする予定です。皆さんのお手元に届くまで、もうしばらくお待ちください。 | |
★ | 男女共同参画情報誌「ときめき」68号(11月末発行予定)の特集は、「ちょっと本を読んでみる?意識をアップデート!!」というテーマで、編集委員6名がおススメする男女共同参画に関する本を紹介する予定です。「『男女共同参画なんて、自分には関係ない』と思っていたけれど、今まで何となくモヤモヤしていた原因が男女共同参画にあったことが本を通して判明した!」そんな、編集委員の実体験に基づく(?)意識がアップデートされた本20冊を紹介します。気になった本をちょっと手に取って、ぜひ、男女共同参画を「他人ゴト」ではなく「自分ゴト」として感じてください。 | ||
Q | ・ベルばらのアンドレ!(オスカルじゃなくて……) ・「指輪物語」のサムと庭いじりしてみたい~ ・「ピーターパン」に登場するティンカーベル。キラキラと飛び回る姿を目の前で見てみたい! |
||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
とびだす 人文系私設図書館 ルチャ・リブロ |
館長:人文系私設図書館ルチャ・リブロ かぼすさん | ||
|
☆ | 人文系私設図書館ルチャ・リブロの館長猫、かぼす(6歳)です。ふだんは開館中にお客さんにごあいさつしたり、読書中のお客さんと一緒に過ごしたりしています。 | |
★ | 人文系私設図書館ルチャ・リブロは、奈良県東吉野村という山村で活動する私設図書館です。図書館、パブリック・スペース、研究センターなどを内包する、大げさにいえば「人文知の拠点」です。蔵書は歴史や文学、思想、サブカルチャーといった人文系の本を中心としており、「役に立つ・立たない」といった議論では揺れ動かない一点を常に意識しています。話をどんどん先に進めるというよりも、はじまりに立ち戻るような、そしてその始点自体が拠って立つところをも疑問視するような、そんなところです。 山村を流れる川のせせらぎに思いを馳せながら、ゆっくり本を読んでみませんか? |
||
Q | 『指輪物語』の登場人物、トム・ボンバディルの家がとびだしてきてほしいです。トム・ボンバディルは『指輪物語』の世界では異質でどこかあっけらかんとした存在で、切迫した任を負った主人公たちを、しばしの間くつろがせてくれるのが彼の家なのです。 | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
飛ぶ・翔ぶ・跳ぶ図書館 | 館長:『たまきたPAPER』編集長さん | ||
|
☆ | 北多摩の地域情報誌『たまきたPAPER』編集長。名前は原田あやめです。企画・編集・執筆・撮影・デザイン・DTPなど、情報誌の何でも屋さんとして働いています。子どものころから本が大好きで、いつも図書館や本屋さんにいました。知りたいことを何でも教えてくれる、知らない世界を見せてくれる本。「『教えてほしいことがあるけど、忙しいかも…』なんて遠慮は本には無用。どんどん本に頼りましょう!」そんなことを皆さんに伝えていきたいと思っています。 | |
★ | 「飛ぶ・翔ぶ・跳ぶ」いろいろな「とぶ」に関係する本を集めました。和書、洋書、絵本、シナリオと本の種類はさまざまです。タイトルに「とぶ」が入っているものもありますが、読まなければどう「とぶ」のかわからないものもあります。「この本はどんなふうに"とぶ"のだろう?」といろいろ手に取っていただけたらうれしいです。 | ||
Q | おばけのバーバパパ。体の形を自由に変えられて、人間のことも助けてくれるバーバパパ一家が本当にいたらいいなと思います。そして『バーバパパのジュースづくり』で一家がつくっているジュースを飲んでみたいという夢もあります。 | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
女性の科学者の本の図書館 | 館長:科学館の本の管理人さん | ||
|
☆ | 多摩六都科学館の図書コーナーの本の管理人。ふだんは顕微鏡教室の運営や、科学館にある昆虫標本の登録作業などをしています。子どもの頃、家には物語よりもかこさとしさんの科学絵本や安野光雅さんの錯覚の絵本がたくさんあって、世界を科学の目で見る視点はそれで鍛えられたと思っています。 | |
★ | テーマにある「とびだす」という言葉に対して、ここに揃えた本に登場する多くの人は「とびだしたくてもそれがむずかしかった」女性たちです。SDGsへの意識が高まってから、能力がありながらも評価されてこなかった女性についての本がたくさん出版されています。女性であるというだけで苦労した昔の科学者たち、女性ならではの視点も生かし活躍する現代の科学者たちのストーリーを、手にとって見てください。そしてその後、中央図書館の科学の本の本棚に立ち寄って著者の男女の差に注目してみるのも面白いですよ。 | ||
Q | 中学生の頃に「午後の恐竜」を読んで、自分の日常生活の中に恐竜が歩き回っている様子がポンっと浮かんできたことを覚えています。触れないけれど目の前で動き回る恐竜は見てみたいですね(ただ、本と同じ結末にはならないでほしいですが)。 | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
冒険図書館 | 館長:東久留米市長さん | ||
|
☆ | 1977年生まれ(45歳)。東久留米市出身。 衆議院議員秘書、市議会議員を経て現職。 |
|
★ | 私は読書家ではありませんし今回のテーマに沿った本をご紹介できているか自信がありませんが、これまでに読んできた本の中から、"とびだす"をいろんな形に解釈し、ひとハコ図書館に詰め込んでみました。世間の「当たり前」や「日常の生活」からとびだしてみると、違った景色が見られるかもしれない…。最後はやはり藩をとびだしたアノ人。そして、その人物像について、史実に基づきこれまでのイメージを覆すような作品もご紹介させていただきます。 少しでも、皆さんの読書心をくすぐることができれば幸いです。 |
||
Q | 坂本龍馬とドラえもん! | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
本屋の図書館 | 館長:TOMOさん | ||
|
☆ | 本好きがこうじて、本屋に勤めはじめました。ブックセンター滝山グループに15年以上勤めています。最近は、少し仕事以外の事にも時間を使おうと思い、本にかかわるボランティアがあればしてみたいなと考えています。 | |
★ | 今年のテーマ「とびだすとしょかん」 パッとひらめいたのは、移動図書館でした。図書館というたてものをとびだして、バスやでんしゃ、ラクダやゾウなどなどいろんなものを利用して本を届けています。 移動図書館がテーマの本をあつめてみました。 |
||
Q | どちらかといえば、とびだしてきて欲しいより、とび込んで行きたいですよね。 あえていうなら「東京バンドワゴン」の堀田家のみなさん。 おはなししてみたいです。 |
||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |
すべてを疑え!図書館 | 館長:下平尾 直(共和国)さん | ||
|
☆ | 2014年4月、東久留米市内に「共和国」という出版社をつくりました。いま9年目ですが、そのあいだに75点の新刊を世に送りました。この図書館フェスにも第1回から参加させてもらってます。昨2021年には、新聞社・通信社の文芸記者が選ぶ「出版梓会 新聞社学芸文化賞」という賞も頂戴しました。「東久留米発の出版社」としてがんばってます! | |
★ | 図書館は、自学自習をモットーとしている人びとのセーフティネットです。とはいえ、いまベストセラーの本だって、来年には忘れ去られて資源ゴミになっているかもしれません。なので、今後20年50年経っても、えんえんと図書館で読み継がれてほしい本だけを選んでみました。モットーは「すべてを疑え!」。まずはそこからはじめましょう。 | ||
Q | 本の中の世界には、本の中の世界でだけしか生きていけない人間の営みや世界があるはずです。そして、わたしたちもまた、わたしたちなりにこちらの世界で格闘しなければならないことがいろいろ待ち受けています。せめて本の中の世界だけは、こんなわたしたちの貧しい世界の反映でありませんように! | ||
▲ひとハコ図書館一覧へ戻る |